2018年度 5年生 卒業研究発表会

2月16日に今年度の卒業研究発表会が行われました。

卒業研究発表会は、5年生が1年間かけて卒業研究として調査・研究したものを発表する場です。
多くの研究内容の確認や質疑応答が多くあり、集大成にふさわしい発表会でした。
その中から一部をご紹介します。

 

機械システムコース

近い将来開発されると思われる、空飛ぶ車についての研究発表がありました。

乗り物など、前後左右上下が決まった物体が上下を軸として回転する、ヨーイングと呼ばれる運動の制御と、
飛行する車をペダル操作で車両シミュレーターによる実験をできるようにする目的の研究でした。


 

電気電子コース

太陽の熱エネルギーを利用した発電研究の発表がありました。

太陽光発電には、光が十分でなく発電効率が悪くなったり、パネルの破棄の問題があったり、デメリットがあります。
そこで、太陽熱での発電を目的とした研究発表がありました。
発電効率を上げるためにレンズを用いた装置を手作りし、屋外での研究した結果が発表されました。

発表終了後にはポスターセッションが行われ、4年生が質疑応答をし、理解を深めました。


 

情報コミュニケーションコース

動画を利用して上級者と初心者の動作の違いを比較・解析し、スポーツの上達を図る研究や、
混雑する同校食堂の座席の空き状況をスマートフォンで確認できるシステムの開発の研究の発表がありました。


 

都市環境コース (建築系)

名張市商店街の活性化を目的とする、チャレンジショップの建築を提案する発表がありました。

また、高齢化の進む名張市にスポーツジムを建築する提案も発表されました。
市内の実際の空き地に建築することを想定し、敷地環境や館内設備、周辺環境の考察から外観まで、細かく提案されました。


 

都市環境コース (土木系)

名張市内のコミュニティバスの乗り込み調査データの分析発表がありました。

名張市都市計画室が行った調査結果を分析し、今後どのようにコミュニティバスの利用者の増加を図るのか、を示す結果の発表でした。


 

 

各コース4年生も発表を聴講しました。来年に向けて良い参考になったと思います。


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