都市環境コース・山﨑信乃さんインタビュー

2019/01/29

本校都市環境コースの授業や卒業研究では、建物の設計やリノベーションなどにも取り組んでいます。
今春卒業する5年の山﨑信乃さんは、昨年実施された名張中古住宅流通促進協議会の設計コンペで優秀賞にも輝きました。
編入からの2年間でどんなことを学んだのか、インタビューしました。

― 建築を学び始めたきっかけは

山﨑さん 編入前は工芸系の高校に在籍していましたが、本格的に建築を勉強し始めたのは2年になってからでした。
通っていた学校の校舎がとても奇麗で、「こんな建物を設計してみたい」と思いました。

― リノベーションのコンペを経験して、どんなことを感じましたか

山﨑さん 自分でアイデアを出し、設計、実施設計、実際に建てたり直したりするまで、本当に大変なことだと思いました。
特にリノベーションは、いろんな制限があるなかで、現在あるものを直すという難しさを痛感しました。

― 近大高専での2年間を振り返ると

山﨑さん 面白いアイデアを持っていたり、さまざまな経験を積んできたりする同級生や先輩がいて、とても刺激になりました。
建築熱が高まってきているように思うので、学校の設備面がもっと充実していけば、先輩の姿を後輩が見て育っていける環境ができてくると思います。
リノベーション設計に加えて、高専生が参加できる国際会議にも参加することができ、在学中にたくさんの経験を積むことができました。

― 卒業後の進路や将来の夢を教えてください

山﨑さん 近畿大学建築学部建築学科に進学します。名張は環境が良かったので、2年間通えて良かったです。
将来、建築の仕事に就けたら、本やものづくり、料理が好きな母のために、趣味を楽しめる家を建てたいと思っています。

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