「学生会」って、こんな活動してます!

全ての学生が楽しく充実した学校生活を送れるよう、学生自身が主体となって行事の企画運営や、学校施設の環境改善などに取り組むための組織が「学生会」です。会長・副会長などの役員4人を筆頭に、多くの有志がその運営に携わっています。

今回は、現会長の大岸裕登さん(情報コミュニケーションコース5年)に、活動の内容や心に残ったこと、活動を通じて得たことなどを聞きました。

――どんな活動をしていますか
学校の代名詞でもある「高専名張祭」、スポーツやゲームなどさまざまな競技で競う「KUTC No.1グランプリ」を柱とした学校行事の企画・運営を中心に、対外的なボランティア活動、オープンキャンパスのスタッフなど、範囲は多岐にわたります。

――学生会の組織について教えてください
役員は会長、副会長、会計、書記が1人ずつで、通年もしくはイベントごとに総勢60人くらいの学生が、さまざまな業務を分担しています。最近はオープンキャンパスで女子学生がスクールライフを紹介していることもあって、早い時期から活動に加わってくれる女子学生が増えているのが特徴です。

――どんな雰囲気で活動していますか
高校と違って5学年(専攻科を含むと7学年)あるので、時には下級生にアドバイスをしたり、時には上級生を巻き込んで動かしたりと、学年を超えた人間関係が生まれています。私たち役員は、先生方と相談しながら、学年の上下に関係なく、それぞれが得意な持ち場で力が発揮できるように、適材適所を心掛けています。

――大きなイベントを運営するのは大変じゃないでしょうか
特に高専名張祭とNo.1グランプリは規模が大きく、準備から片づけまでたくさんの人手が必要になりますが、いざやるとなれば、中心的なメンバー以外にも、さまざまな学生たちが少しずつ協力してくれています。実行委員長を代表として開催するので、さまざまな人や業務と関わる役を務めることで、人として大きく成長できると思います。

――活動を通じて、自分自身が成長したと感じたことは
人前に出る機会が増え、自然と人前でしっかりと話せるようになりました。これから社会に出ていくうえで、話す力を身につけられたのは自分にとって大きな成長だと思います。また、中学生や新入生に向けて学校の紹介をする機会が増えた結果、学校の良いところをたくさん言えるようになりました。

――これから近大高専への進学を目指す人たちへ
自由度の高い学校なので、「こんなことがやってみたい!」というアイデアがあればどんどん提案できる環境です。「やりたいことが分からない」「自分は何に向いているんだろうか」と迷っている人は、充実した5年間の学校生活のために、自分の将来のために、一度、学生会活動に携わってみてほしいです。

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