〈電気電子コース〉学生インタビュー

2019.01.25

 4月から新社会人となる電気電子コースの5年生4人に、それぞれの就職先を志望した理由や在学中に頑張ってきたことなどを聞きました。

【今井悠貴さん】名張市出身、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)

――就職先(JR東海)を志望した理由は何ですか
同じ部活動の先輩が働いていて、楽しい雰囲気と人間関係の中で働けると聞いたのがきっかけでした。待遇の良さについても聞いていたので、4年生になってから本格的に就職活動に取り組み始めました。

――職種や仕事の内容を教えてください
信号機や架線など、電気関係の設備メンテナンスに携わる仕事です。

――在学中は、どんなことに取り組んできましたか
ソーラーカーについての卒業研究では、求められる電力をいかに安定して送れるか、ということを深めてきました。採用試験に向けては、面接や適性検査などを通じて、仕事をしていくうえで人と人とのコミュニケーションは特に大切だと実感しました。

――どんな技術者、どんな社会人になりたいですか
近大高専で学んできたことを生かし、何よりも安全第一で仕事に取り組みたいです。

【三星友貴哉さん】松阪市出身、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)

――就職先(JR東海)を志望した理由は何ですか
小さいころから鉄道が好きで、編入前の高校(工業高校)時代から、鉄道に関わる仕事にずっと憧れてきました。

――職種や仕事の内容を教えてください
駅務(駅員)か乗務(車掌)のいずれかになると思いますが、車掌の仕事をやってみたいという思いはあります。

――在学中は、どんなことに取り組んできましたか
高校でやっていたことよりレベルの高い授業や実験、実習に取り組むことができ、それまでは「仮定」で止まっていたことを「実証」できる授業でした。鉄道会社は常に人と接する仕事なので、面接の練習にも力を入れて取り組みました。

――どんな技術者、どんな社会人になりたいですか
しっかりとルールを守れる大人になり、効率良くてきぱきと動けるようになりたいです。また、いつ起こるか分からない災害の発生時に必要な対応力・応用力も身につけていきたいです。

【加藤優太さん】津市出身、国立印刷局

――就職先(国立印刷局)を志望した理由は何ですか
ソフトテニスに打ち込んできたので、「将来こんな仕事がしたい!」という考えがあったわけではなく、5年間でやりたいことを見つけようと思っていました。同じ部活動の先輩から国立印刷局のことを聞き、私たちが毎日使っているものを作る仕事に興味がわきました。

――職種や仕事の内容を教えてください
国立印刷局では紙幣や諸証券類、官報などを印刷していますが、私は滋賀県内で切手やパスポートなどの印刷に従事する予定です。

――在学中は、どんなことに取り組んできましたか
高校よりレポートや実験・実習が多く、実際に企業で働いているような感覚で学ぶことができました。3年まで部活動をしっかりとやり、引退してから就職活動に取り組みましたが、筆記試験や面接など、高専で学んだからこそクリアすることができたと思っています。

――どんな技術者、どんな社会人になりたいですか
信頼が最も大切な仕事だと思うので、将来家庭を持っても、一社会人としてきちんと仕事に取り組んでいきたいです。

【鳥井隆司さん】奈良県出身、JALエンジニアリング(JALEC)

――就職先(JALEC)を志望した理由は何ですか
4年生の夏にインターンシップで訪問させていただき、普段自分たちの身の回りにない航空機に関われる仕事に興味を持ちました。昔から乗り物は好きだったこともあって、受けようと決めました。

――職種や仕事の内容を教えてください
航空機の整備に携わる仕事で、4月から夏までは研修を受ける予定です。

――在学中は、どんなことに取り組んできましたか
3年の夏まで、主にキャッチャーとして硬式野球に打ち込み、引退後は勉強中心の生活に変わって、実験や実習などで良い経験をたくさん積むことができました。採用にあたっては英語の成績が重視されることもあって、特に英語の勉強に力を入れました。

――どんな技術者、どんな社会人になりたいですか
キャッチャーはチームメイトと逆を向いてプレーするポジションです。仕事でも、他の人とは違った目で現場を見られるようになれたらと思います。

――これから近大高専を目指す人たちへ
コースによってさまざまなことが学べます。各分野の専門家である先生方に良いアドバイスをもらい、就職や大学進学など、いろんな選択肢を見つけてほしいと思います。

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