令和4年度 地元産業界等と連携した問題解決型学習に関する取り組みのご紹介

近大高専では名張市民産学官金連携推進協議会のもとで、地元名張市および市内企業様の発展の一助となるべく様々な活動を学生と共に行っております。その一例として、令和4年度は都市環境コースにて名張市の公共交通網の再編に関する研究調査を行っております。これは、名張市内で運行されているコミュニティバスに関するアンケート調査を受けて、名張市の公共交通網再編計画に合致するように、学生が主体となって、自らが問題を提案、解決するといった問題解決型学習(PBL)を通じて、公共交通に関する諸問題を解決するためのアイデア等を提案するもので、この結果は名張市公共交通会議での参考資料としたり、時には施策案として提案するなどが計画されております。

活動の様子(令和4年11月25日)

 

連携している地元産業界等の組織名称 名張市(名張市民産学金官連携推進協議会)
当該授業等を実施する学部・学科 総合システム工学科 都市環境コース
当該授業等を開講する目的 地元地域、産業界における諸問題に関して、卒業研究と連携させながら、学生の視点から問題を発見し、学生自らが問題解決に取り組むことで、学生の論理的思考力を育むとともに、この取り組みの成果を地元地域、産業界の諸問題の解決へ向けての端緒とすべく、本テーマを実施しております。
当該授業等の具体的な内容 名張市では、市内で運行されているコミュニティバスの再編のためにアンケート調査を実施しました。そのアンケート調査データを用い、アンケートデータの分析を通じて学生が自ら問題を発見し、名張市の公共交通網再編計画に合致するように、自ら施策を提案できるまでの学習を行います。得られた成果は、名張市公共交通会議での参考資料としたり、時には施策案として提案するなどを行っております。

 

 

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