消防・防災サークルのメンバーが「すごいやんかトーク」に参加

2月1日(土)14時30分から、名張市消防本部において、三重県知事との対話「もっと知りたい!みえの現場 すごいやんかトーク」が開催されました。
本校からは消防防災サークルのメンバー4人と担当の教員1名が、消防団本団女性部からは3名が参加しました。三重県知事と名張市長も交え、1時間にわたって消防・防災に関する啓発活動や訓練等に取り組む中で感じたことについてトークを行いました。

メンバーはこのサークルのために作製された揃いのブルゾンとキャップを身に着け、消防本部2階の会場に集合しました。初めは非常に緊張していましたが、鈴木知事の気さくな司会と和やかな雰囲気の中、徐々に本領を発揮して、日頃の活動に取り組む中で感じていることについて、生き生きと語ってくれました。

初めに各団体の簡単な紹介が行われ、参加メンバーの自己紹介とそれぞれの活動に携わるようになったきっかけが語られました。次に活動のやりがいや自慢できる点、気付きや感じたことの共有がされました。後半は今後力を入れていきたい取組や実現したい目標を各自が語りました。県知事からは次々と質問が投げかけられ、市長からは深い共感のエールが送られました。

1年生の松川君は元々ボランティア活動が好きで加入してくれたとのこと。消防団の訓練や学校に設置された小型ポンプを使っての放水訓練などに積極的に参加してくれています。クラスでも活動を知らない人が多いので、サークルの知名度を上げ、メンバーを増やしていきたいと語ってくれました。

3年生の北斗君は名張在住で消防団にも加入してくれています。日頃から小型ポンプや発電機の点検にも熱心で、救命講習の受講や消防団の訓練、マラソン大会の補助、実際の災害本部詰めなど、既に立派な団員です。将来は消防士になりたいと元気に語ってくれました。松川君と学生会でも活躍しています。

4年生の山田君は新潟出身で、昨年4月に名張に来たばかりの編入生です。初めは全員加入するものという勘違いで活動に参加したそうですが、実際に活動するうちに名張市民の方々の温かさに触れて意識が高まり、現在は消防団にも加入して熱心に活動しています。子ども好きでイベントでも活躍しています。

4年生の岡田君は都市環境コースで、土木と防災の関係に関心を持ち、活動に参加してくれています。次期リーダーとして期待されるエースで、訓練やイベントの参加も最多です。名張市の大規模災害協力員として登録してくれています。

女性や学生という立場から防災という共通の目標に関わる中でのトークは参考になることが多く、行政からの励ましは大いに勇気づけられるものでした。今後の活動に生かしていきたいと思います。

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