近大高専学生の小説が出版される

近大高専学生の小説が出版される

(2018年6月15日のインタビューより)

本校制御情報コース3年の杉山大介さん(17)の小説が、2018年1月にゴマブックスから出版されました(amazonにて購入可)。書名は『霜村カナと「科学の真髄」』。杉山大介さんにインタビューしました。(聞き手:共通教育科教授 溝口)

(溝口) なぜ、小説を書こうと思ったのですか?

(杉山) 本が好きで、国語が好きで、小説という形で生きている証を残したかったからです。中学の時も書いて投稿はしていました。

(溝口) 自分の書いたものが本になってどうですか?

(杉山) うれしかったです。

(溝口) 反響はどうでしたか?

(杉山) 投稿する前に、友人や家族が「がんばれ」と励ましてくれて、それがうれしかったです。

(溝口) この本を近大高専の図書館で購入し置いていますが、どうですか?

(杉山) 図書館に置いてくださったこともそうですが、自分が書いた本を誰かが借りて読んでくれていることに感激しています。うれしいです。

(溝口) さて、この小説で何を一番言いたかったのですか?

(杉山) 格差社会の中、大変な労働を強いられる人もいます。行き過ぎた知恵や情報などが人をおかしくすることもあり、警鐘を鳴らす意味もあるかもしれません。小説の中には伊賀や名張も出てきますので、結果的にこの地域の紹介にもなっているかもしれません。

(溝口) 次の作品を書こうと考えていますか?

(杉山) はい。今度はファンタジーのようなものではなくて、現実の世界を書いてみたいです。

(溝口) そうですか。次回も頑張ってください。

(杉山) はい、ありがとうございます。頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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