2021年度第15回近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト(ESS部活動報告)
2021年度近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテスト活動報告
2021年11月20日(土)~21日(日)に
第15回近畿地区高専英語プレゼンテーションコンテストがコロナ禍のためリモートで行われました。
大変遅くなりましたが、活動内容をご報告します。当校からは、
<シングル部門>
4年生 機械システムコース 髙森健豪君
題:WHAT I AM
<チーム部門>
2年生 小谷さくらさん・矢内日南乃さん・生悦住怜花さん
題:From Japan to the World — MANGA as an International Culture
が出場し、近畿地区内の他の6高専と英語力を競い合いました。
シングル部門の髙森君は、流暢な英語で、以下の内容について発表しました。
「幼いころから手先が器用と言われ「作る」ことに没頭してきた。そして今、高専にいる。確かにものづくりは自分の軸となっている。しかしロボコンに打ち込みながらも、同時に音楽や料理、その他様々な分野への興味が止まらない。もう4年、将来を考えるなら何か一つに絞る時期だという人がいる。でもどの情熱も捨てたくはない。このままでいいのか。悩んでいた時、ありのままでいいのだと思えたきっかけがあった。そんな自分のこれまでを振り返ながら、私が何者なのかを知ってもらいたい。それは、あなたのためにもなるかもしれない。」
チーム部門の小谷さん、矢内さん、生悦住さんは、プレゼンの中で、
アニメーションは遊びや娯楽の一つとして考えられてきたが、今や立派な日本文化であり、それどころか、歌舞伎や相撲などの伝統芸能よりも世界中の人々の生活に深く根ざしていることを話しました。日本のアニメ文化が爆発的に世界に浸透した理由を考察し、➀アニメには一般に思われている以上の有効な効果があること、②各国で受け入れられ、日本発信のそれがその国独自の文化に変化していることを論じました。
アメリカなど英語圏における日本のアニメの受容の様子を見て、アニメ文化が人間の日常生活に浸透し、教育をはじめ生活の多様な側面で役立っている例を見ました。その上で、自分たちとアニメとの今後の関わりも考えてスピーチを終えました。
いずれも興味深いスピーチですが残念ながら、全国大会には出場には至りませんでしたが、各出場者が限られた時間の中、持てる力を出し切って精一杯頑張った成果が存分に見られました。
2022年度も出場を目指して、シングル2名とチーム3名が現在準備中です。