2019 Ene-1GP MOTEGI KV-BIKE 大学・高専・専門学校部門優勝!、クラスⅠ準優勝!

2019年11月23日(土)に栃木県茂木町のツインリンクもてぎスーパースピードウェイで開催された2019 Ene-1GP MOTEGI のKV-BIKEチャレンジ部門に,卒業研究にて製作しました電動自転車(KV-BIKE)の性能確認テストを兼ねて参加しました.

このレースは自転車を改造し,パナソニック社製充電式単3乾電池40本を用いてサーキットを走行して,その性能を競う競技です.
なお,今年度は8月に鈴鹿サーキットにて開催された同種のEne-1 Challenge suzuka にも近大高専ものづくり工房より参加しておりますので,近大高専としましてはそのレースに続けての参加となります.
https://www.twinring.jp/ene-1/

競技は1周の速さを競う1LAPアタックと1時間の周回数を競うe-kiden 1時間ロングディスタンスとの2種類の競技構成となっており,両競技のポイントにて成績を競います.

ちなみに,鈴鹿サーキットはアップダウンが激しくて一定速度での走行がKV-BIKEにとって難しいのですが,もてぎのスーパースピードウェイは高低差はわずか3m程度であり(1周約2.4km),鈴鹿サーキットに比べて一定速度で走行しやすいため比較的ですが車体の性能を確認しやすいというメリットがあります.
ただし,結果的には大会当日の天候が雨だったため,車体の性能確認という意味では厳しかったのですが・・・

今回のもてぎには近大高専流体研より2台の車両をエントリーしました.
いずれもDCブラシレスモータを使用しておりますが,1台はギアによる減速方式,もう1台はダイレクトドライブ方式の車両です.

その結果,今年度新たに製作したダイレクトドライブ方式の車体が大学・高専・専門学校部門で初出場にもかかわらずクラス優勝することができました.
一般部門と大学・高専・専門学校部門で構成されるクラスⅠ総合でも準優勝となりました.
(1LAPアタックがクラス3位,1時間ロングディスタンスがクラス2位,総合得点43ポイントでクラスⅠ総合2位,大学・高専・専門学校部門で優勝)

また,もう1台の車体ですが,1LAPアタックにてトラブル等が発生し,クラスⅠ総合で16位という結果となりました.
(1LAPアタックでタイム計測できず,嘆願書によるe-kiden 1時間ロングディスタンス出場となってしまいました.)

天候が悪いにも関わらず遠いところから応援に来て下さった保護者様,OBの皆様をはじめ,関係する皆様のご協力・応援,本当にありがとうございました.

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