機械システムコース4年生 金賞受賞(切削加工ドリームコンテスト)

第16回(2021年)切削加工ドリームコンテスト(DMG森精機株式会社主催)の授賞式・懇親会が12月13日帝国ホテル 東京にて行われました。
全51点アカデミック部門8点の中から
機械システムコース4年生 小田雅雄君がアカデミック部門で金賞を受賞し、授賞式に参加してきましたので報告いたします。


今年からはメダルも授与され、金メダルも授与されました。
 

アカデミック部門含む6部門があり、微細加工のトップメーカーの社長・技術者の前で金賞受賞者よるスピーチも無事終えました。
昨年 第15回(2020年)アカデミック部門銅賞受賞に続いて金賞受賞となりました。
 

作品名:フェルメールの精密技法と現代の精密加工
審査員の評価ポイント:「黒アクリルの厚みの違いにより、透過光で絵画の濃淡を表現する「切削によるレリーフ加工」というアイディアと細部にわたる研究と高精度な微細加工」
加工方法      :マシニングセンタでレリーフ加工 (写真からの凹凸加工)
加工精度      :工作機械の精度で0.1(μm)
大きさ       :ケース80(mm)
レリーフ部     :20(mm)
(※μm(マイクロメートル)は1/1000mmです。)
 
近日中にレプリカ(応募作品と同じ加工精度のもの)を公開する予定です。
 
DMG森精機株式会社 プレスリリース
https://www.dmgmori.co.jp/corporate/news/pdf/20211013_dream.pdf
 

動画配信
Youtube (本校の作品は 2:30ごろ 9:05ごろです)

(※DMG森精機第16回切削加工ドリーム加工コンテスト受賞作品決定プレスリリースより抜粋
切削加工ドリームコンテストは、日本国内において加工業に携わり、切削型工作機械、先端加工機を使用している企業および学校、研究機関を対象に、技術・技能の研鑽と向上、交流を目的として2004年より開催しています。これら力作に込められた技術やアイディア、努力を惜しまない精神が世界のものづくりを支えています。 本年も、審査委員長の中部大学 竹内 芳美学長をはじめ、4名の審査委員をお迎えしました。厳正な審査の結果、全応募作品51点の中から、産業部品加工部門より4点、試作・テスト加工部品部門より4点、芸術造形加工部門より4点、先端加工部門より4点、アカデミック部門より3点、DMG MORI 5軸大賞を1点選出しました。)

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